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シリアを応援するチームです!


by team-beko
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 トルコ南部で今月6日に発生したマグニチュード7.8の地震とその後の地震で、これまでにトルコで4万4218人、隣国シリアで5914人(2月25日現在)と、合わせて5万人以上の死亡が確認されています。
シリアでは、内戦による影響で被災された地域が分断されており支援が入りにくい状況です。Team Bekoでは、少しでも力になればいいと思い義援金を集めています。

義援金はこちらから➡「シリア支援」とお書き下さい
郵便振替/00110-3-635929 SAKABEKO(サカベコ)
他銀行からの振り込みは店番019
預金種目:当座
口座番号:0635929

*郵貯ダイレクトでインターネットから振込される場合カタカナのみの表示になりますので、メール等でご連絡いただければ幸いです
振込終了後にこちらにご一報くださいませ


【支援先】
①アレッポの小児がんのサラーハ君がダマスカスの病院に通えるように今まで通り交通費+生活費の支援
②アレッポのボランティアを通じた緊急支援➡アレッポではまだ余震が続き、多くの人が倒壊を恐れて屋外で避難生活をしています。
③ラタキアで家を失った人たちへの支援物資の配給や絵画を通したケア

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【アレッポ日記
小児がんのサラーハ君のお母さんがアレッポから毎日のように情報を届けてくれています。
2月6日 
10:17 バイト先で仕事をしていると、上司が、「トルコで地震があったそうです」トルコ?南の方だというのでシリアは大丈夫かなと心配しているとお母さんからメッセージ
16:13 母:あなたは大丈夫ですか?強い地震がありました。あなたは大丈夫ですか?
私たちは、大きな揺れを感じこの住んでいる地域が全体が揺れたので、外に避難して無事です。でも姉と娘17歳とその夫25歳、そしてその娘2か月、そして姉のもう一人の娘3歳が生き埋めになっています。
17:51母: 姉の家族は、いまだにがれきの下にいて、救助隊は何もできていません。
22:00 母:いまだに彼らは救出されません。私たちは恐怖で一杯です。何人かの人はより強い地震が来ると言っています。
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2月7日:
救援隊が、姉の家族全員を遺体で発見しました。病院に駆け付けたときは、みななくなっていました。アレッポのみんなが泣いています。彼らは埋葬されました。
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余震が続く中、サラーハ君の家は倒壊する恐れがあり、郊外の友人の家に2日ほどお世話になりました。そこには、ストーブがありとてもあったかくて、食事も出してもらえたそうです。
2月9日:アメリカが180日間の一部制裁解除を発表
2月11日:
東京でチャリティ・イベント
シリアのラタキアで暮らすアーティスト、ヒヤームさんの作品とヒヤームさんが主宰する子どもたちのアートスクール、アルスム・フルミー協会の子どもたちの絵を展示し、ChalChalのデジタル紙芝居をやることになっていました。メンバー全員がギャラを寄付したいと言ってくれて急遽チャリティ・イベントになりました。NHKの取材も入りました。
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イベントのダイジェスト版はこちら⇩
2月11日に放送されたNHKニュース

2月14日:送金したお金が無事にアレッポに到着 サラーハ君は無事にダマスカスの病院に行くことができました。
     彼の病名は多発性骨肉腫で骨が弱っているとのことで理学療法が必要だとのことです。
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2月20日:激しい地震が襲う 家の中では、建物が倒壊する恐れがあるので、夜は寒さを耐えて外で寝ているそうです。
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家を失った人たちの様子です。みた感じは、支援が入っているとは思えません。

【ラタキアの状況】
一方ラタキアのほうですが、アルスム・フルミー協会で絵を学んでいた子どもたちは、地震の翌日には、絵を描いてSNSなどで送ってきてくれたそうです。協会の代表のヒヤームさんは、「こんな時だからこそ、子どもたちは不安で怯える気持ちを吐き出す必要があるのかもしれません」
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子どもたちが送ってくる絵
バスルームに避難しているところ
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2月25日には、ラタキアの20家族へ物資の配給が行われました。
       
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人家族に配った中身


2月26日 毎日新聞に紹介されました!
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# by team-beko | 2023-02-27 03:02 | 医療支援

シリア支援の年賀状Ver3

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シリアのアレッポの小児がんの少年サラーハ君の支援のための年賀状。今回足らなくなってしまい、気が付くとVer3を印刷いたしました。
12月18日までにBASEで決済をすれば20%引きになります。
クーポンコードに base10xmas といれるだけ!
こちらから申し込みください
https://sakabeko.base.shop/



# by team-beko | 2022-12-17 23:09


23年賀状予約始まりました!

今年も、シリア支援の年賀状を販売します。
シリア支援の年賀状キャンペーンは終了しました。_c0395268_23584653.jpg
現在はVer2を販売中!通常のポストカードにも使えるデザインです。
2023年は兎年ですね。シリアの子どもが描いてくれた兎と亀をデザイン。
一枚150円 ネットでの販売は10枚単位でお願いします。20枚以上は割引がありお得です。*振替手数料はご負担願います。
セット値段送料合計金額
10枚入りセット1650(税込み)1001750
20枚入りセット(500円割引)2750(税込み)1002850
30枚入りセット(500円割引)4400(税込み)1804580
40枚入りセット(1000円割引)5500(税込み)1805680
50枚入りセット(1000円割引)7150(税込み)1807330
【配送】12月15日よりVer2の発送を開始しますのでしばらくお待ちください。
【決済方法】
【申し込み方法】
①申し込みフォームに記入する➡申し込みフォーム②「申し込み承りました」というメールが届きます。③ゆうちょ銀行で振替(手数料はご負担ください)➡④お手元に年賀状が届きます。

ゆうちょ銀行振替先はこちら⇩
郵便振替/00110-3-635929 SAKABEKO(サカベコ)
他銀行からの振り込みは店番019
預金種目:当座
口座番号:0635929

【シリア支援】
 2022年は2月に予期せぬロシアのウクライナ侵攻があり、多くのウクライナの市民が犠牲になっています。
 一方シリアでは、生活の困窮がさらに進み、ウクライナ、ロシア双方の傭兵になり戦闘に参加するという悲しい事態が進んでいます。シリアは、欧米が課した経済制裁が、政権の中枢部よりも貧しい人達がもろに影響をうけていました。昨年暮れから燃料費が高騰していたところに輪をかけてシリアポンドが値を下げ、国連等の援助の予算もウクライナへとまわり、さらに厳しい状況です。
私たちが支援してきたアレッポのイブラーヒーム君も1月には命を落としました。お墓を作るお金もなかったので医療費の一部を回しました。もう一人のサラーハ君の癌の治療は順調でしたが、交通費が値上がりして通院の負担がおおきくなっています。また、アレッポではインフラが破壊されたままで水道事情が悪くコレラが蔓延してしまいました。サラーハ君を含め家族もコレラに感染しましたが今は回復しているとのことです。
日本の大学生たちがコロナ禍で一生懸命集めてくれた資金もそろ底をつくので、今年も年賀状を販売することになりました。
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【年賀状でコミュニケーション】
コロナ時代で、人との距離感ができ、なかなか元のようにはなれないのではないか?リーモートでは何か物足りなくても、便利であることは確かです。そんな時代に年賀状をツールとして見直してみましょう。お年寄りの方は、毎年年賀状を楽しみにしていますが、毎年友達が亡くなっていくので寂しい思いをしています。あるいは自分ではもう文字が書きにくくなられたお年寄りもおおいいでしょう。高齢化社会のコミュニケーションだけでなく、年賀状は世代を超えたコミュニケーションツール。SNSのメッセージだけでなく、若い人からお年寄りに送ってみたり、シリアの子どもの絵から、SDGsを考えてみたりいろいろ使える年賀状を見直してみましょう。
【多摩大学生たちも協力します】
佐藤真紀が多摩大学で担当している「湘南地域を巻き込んだ国際協力とボランティアの実践」のゼミ生たちもコラボします。売り上げは、経費を除き全額シリアの子ども達へ寄付します。
12月16日は、湘南台駅でで街頭募金。13:00-16:00

こちらの商品の収益は、すべてシリアの支援活動に使われます。


# by team-beko | 2022-12-13 00:24 | ベコ・ショップ

こどもの絵画展「戦争と日常」のお知らせ

9月21日-10月10日まで

Team Beko美術部では、こどもの絵の展覧会を企画いたしました。今年の2月には、 ロシアのウクライナ侵攻がはじまり、いまだに停戦の糸口すら見えません。私が、中東にかかわるきっかけは、1993年のオスロ合意でした。湾岸戦争の直後でもあり、世界は平和に向かっているという流れを感じ、〝人間として生きている〝ことを実感し誇りを感じました。しかし、私が暮らしたイエメン、パレスチナ、イラク、そしてシリアでは戦争が止むことなく続いています。冷戦時代に逆行し、さらに帝国主義の時代にも戻ってしまったかのような空気すら感じます。戦禍の爪痕で生きる子どもたちが残してくれた絵をしっかりと展示していかなくてはならないという責任を感じ始めています。今回、赤羽の青猫書房様のご好意で、イラク、シリア、パレスチナの子どもたちの展覧会を開催する事になりました。 是非この機会に子どもたちが見た戦争、そして日常をご覧ください。

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9月21日-10月10日まで、約3週間展示します

詳しくはこちら➡


# by team-beko | 2022-10-20 14:32 | イベント
シリアの首都ダマスカスで雪が降りました。先日ご紹介したアレッポの状況同様、物価の高騰が続き、電気が限られた生活が続いています先日来ご紹介している孤児の子どもたち、今回はヌール、ローラ、ジラーンの三人の女の子です。苦しい生活を経験し、今は手工芸や裁縫など様々なことに挑戦しています。
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今思うと、私の家は家庭崩壊状態でした。父は戦争で5年以上前から行方不明です。父については写真と祖母から聞いた話以外何も知りません。母は、いなくなった父を憎み、私たち子どもたちを理由もなく罵りました。母には責任感が一切ありませんでした。母は父と結婚する前に一度結婚をしていました。その時にできた子どもたちに別れを告げ、父と再婚しました。しかし父が行方不明になった後、私たちもまた捨てられることになりました。私と4人の兄弟姉妹が稼ぎ手にならないと気づいた母は、突然姿を消しました。その後別の男性と結婚したと聞いています。
私たちはダマスカスの田舎の家を失い、公園にあった廃屋に住んでいる祖父と祖母の元に移り住みました。廃墟のような家は半分破壊されており、夏の暑さも冬の寒さにも耐えられません。最低限の生活を営むための公的サービスも受けられません。普段使う水はもちろん、安心して過ごせる家もなく私たちは苦しんでいました。病気の弟が治療を受けられずに病状が悪化して死んでいきました。腰が曲がり年老いた祖父は、パンの値段にもならない小銭を必死に働いて稼いでいました。私たち兄弟は生活の為に路上で物乞いを始めました。見知らぬ人に物乞いをして食べ物や小銭を手に入れ、朝から晩まで恥ずかしく、見苦しい毎日を過ごしていました。
日々が過ぎ、私たちは保護センター(Bee ways)に移り住み、私たちと同じような悲しい過去を持ちながらも、素朴な夢をもち生きる子どもたちと一緒に暮らすようになりました。ここで私たちは生きることの本当の意味を知りました。誰かが自分に注意を向けてくれる喜びを知り、また愛情をもって受け入れてもらいました。空っぽだった胃袋を満たす食事にありつける幸せ、暖かくて清潔で柔らかいベッドで寝られる幸せを手に入れることができました。普通の生活がしたいというシンプルな夢は叶えられ、学校に通うことでより大きな夢を持つことができました。。
私は今中学1年生、真ん中の妹は小学6年生、一番下の妹は小学3年生です。学校に毎日通うことができ、センターでは毎日教育を専門とする先生たちが私たちのために補習授業をしサポートしてくれています。手工芸やリサイクル、裁縫、スポーツなどのスキルを身につける時間もあり、心理学のセッションや社会的コミュニケーションを身につける授業にも出席しています。また、過去の悲劇を思い出したり、精神的に落ち込んだりする時は、心理的サポートも受けることができます。
センターに移り住んで3年、私たちの生活は大きく変わり、知らず知らずのうちに奪われてきた子どもの権利を取り戻し、愛と思いやりのある環境で日々成長しています。
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(映像は今朝ダマスカスから送られてきた雪の様子。BGMで流れるのはシリアでは毎朝街中から聞こえてくるレバノン出身の歌姫フェイルーズです)
作成者: 田村 雅文
1月20日

# by team-beko | 2022-03-17 00:42 | Team Beko